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小売・ECの開業に要る許可・設備・資金と、先に見る窓口の順番

小売やネット通販は、新品だけを売るなら、特別な許可がいらないことが多い業種です。ただ、中古品・食品・酒を扱うと、許可が要ります。何を売るかで先に決まります。

開業時に要る許認可

  • 古物商の許可(警察):中古品を買い取って売る、または中古品を仕入れて売る場合に要ります。主たる営業所の管轄警察署へ申請し、警視庁の案内では手数料は19,000円です。営業所ごとに管理者を1人選びます。
  • 食品を扱う場合:食品の販売・製造は、営業許可や届出の対象になることがあります。品目と売り方で変わるため、保健所に確認してください。
  • 酒類を売る場合:税務署の酒類販売業免許が要ります。
  • 通販の表示:ネット通販では、事業者名・所在地・返品条件などの表示が必要です。消費者庁の案内で確認してください。

設備と費用の目安

店舗を構えるなら、物販・アパレルの内装は、スケルトンが坪25〜50万円、居抜き(同業態)が10〜25万円で、工期は2〜4週間です。ECサイトは、制作費50〜200万円(当サイトの目安)で、月額で使えるサービスも選べます。ホームページの保守は月1万〜3万円、ドメイン・サーバーは年1万〜3万円です。在庫と仕入れの資金が、運転資金の中心です。

10市場の優先順

  1. 会社設立:古物商の許可は申請者の名義で取り、法人にするなら設立が先です。
  2. 法人口座・カード:仕入れの支払いと決済の入金を、事業の口座で分けるため。海外仕入れ・海外送金があるなら、対応の確認が先です。
  3. 会計・勤怠:在庫と売上の記録が毎日増えるため、早めに。
  4. 税理士:消費税とインボイスの判断(取引先が事業者かどうか)と、青色申告の期限のため。
  5. HP制作:ECなら売上の入り口です。月額のサービスと制作会社で、費用を比べます。
  6. 創業融資:仕入れ・在庫の資金が足りないとき。
  7. 店舗内装:実店舗を持つ場合は、契約の前に。
  8. 法人携帯・光回線、複合機、ITサポート:必要になってから。

注意:売る物によって、必要な許可が変わります。仕入れる前に、保健所・警察署・税務署のどれが窓口か確認してください。

許可の要件は変わることがあります。申請の前に、所管の窓口でご確認ください。