開業前に日本政策金融公庫で借りるとき、目安額・利率・スケジュールの考え方
開業前の資金は、日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」を使う人が多くいます。借りられる額は、自己資金・必要な資金・計画の根拠で決まります。申し込む前に、目安額と時期を計算しておきましょう。
こんな方に
- これから開業する、または開業して間もない
- いくら借りられるか、目安を知りたい
- 物件の契約日までに、融資が間に合うか不安
決める前に知っておきたいこと
この資金は、新たに事業を始める方、または事業開始後おおむね7年以内の方が対象です。限度額は7,200万円、返済期間は設備資金が20年以内・運転資金が10年以内(どちらも据置5年以内)で、創業期は原則として無担保・無保証人で申し込めます。利率は、無担保で税務申告を2期終えていない方の基準利率が年3.85〜5.45%です。女性・35歳未満・55歳以上の方などは、特別利率が使えます。法人で創業するときの対象は設立登記のあとの法人で、資本金の払込みにあてる資金は対象外です。申込から決定までは、平均3週間程度と案内されています。
費用の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 目安額の式(当サイトの目安) | 自己資金×2〜3倍。ただし「必要資金−自己資金」が上限 |
| 例:自己資金250万円・必要資金800万円 | 500〜550万円 |
| 利率(無担保・税務申告2期未満の基準利率) | 年3.85〜5.45%(2026年10月1日現在) |
| 支援費用(税理士・認定支援機関) | 成功報酬2〜5%、または固定10〜30万円 |
※公庫の案内では、自己資金は重要な要素の一つで、創業資金総額に占める割合は平均で2割程度です。
ご自身でできる確認
- 開業予定日と、物件の契約日・工事・設備の発注日を書き出す
- 自己資金の通帳(積み立ての履歴が分かるもの)を揃える
- 公庫の創業計画書に、売上の根拠(客数×単価×営業日数)を書き込む
42歳・飲食店・同業の経験10年
東海・40代
ご相談
自己資金300万円、必要資金900万円。いくら借りられるか知りたい。
窓口の対応
自己資金の2〜3倍は600〜900万円ですが、借りる必要があるのは600万円のため、目安は600万円(必要額が上限)とお伝えしました。計画書の書き方に強い税理士を1名ご紹介しました。

