振込が多い会社が法人口座を選ぶとき、年間の手数料の差を出す方法
振込の回数が多い会社では、1件の手数料の差が、年間では大きな差になります。他行宛の割合と、同じ銀行にまとめられる取引があるかを確かめましょう。
こんな方に
- BtoBで、仕入先や外注先への支払いが月に数十件ある
- 他行宛の手数料がかさんでいると感じる
- 振込の限度額や承認の仕組みも気になる
決める前に知っておきたいこと
振込手数料は、他行宛が1件145〜300円、同行宛が0〜50円ほどで、他行宛の回数に比例して増えます。月150件でそのうち他行宛が9割なら、年間で約23万〜50万円です。取引先の取引銀行を調べ、同じ銀行にまとめられる支払いを増やす、支払いをまとめる、口座を用途で2つに分ける、といった方法で下げられます。1回・1日の振込限度額、複数人の承認、会計ソフトとの連携(総合振込のデータ取込など)も、確認する項目です。手数料が低い口座は、限度額や承認の機能が簡素なことがあるため、手数料だけで決めず、あわせて見ます。
費用の目安(月100件の振込の例)
| 他行宛の割合 | 内訳 | 月の手数料 |
|---|---|---|
| 100% | 他行宛100件 | 14,500〜30,000円 |
| 70% | 他行宛70件+同行宛30件 | 10,150〜22,500円 |
| 30% | 他行宛30件+同行宛70件 | 4,350〜12,500円 |
※単価は他行宛145〜300円・同行宛0〜50円で計算。実際の手数料は各社の公式ページで確かめます。
ご自身でできる確認
- 直近3か月の振込を「他行宛・同行宛」に分けて数える
- 主な取引先の取引銀行を書き出し、まとめられる銀行を見る
- 支払いを承認する人と、1日の振込の上限額を決める
食品卸・従業員10名・月120件の振込
東京・40代
ご相談
他行宛の手数料が重い。
窓口の対応
他行宛が9割なら月約1.6万〜3.3万円。手数料が低い口座と、同行宛が多くなる2つ目の口座の組み合わせで、年間の差が数万円になる試算をお送りしました。

