EC・物販で海外送金があるとき、口座の選び方と月の手数料の出し方
海外の仕入先に支払う会社は、海外送金に対応した口座かどうかで、選択肢が絞られます。月の手数料は、振込の回数と海外送金の件数を数えれば概算できます。
こんな方に
- 海外から仕入れていて、月に数回、海外送金がある
- 個人のカードで仕入れていて、経理が混ざっている
- 海外送金の手数料が、総額でいくらになるか知りたい
決める前に知っておきたいこと
海外送金は1件2,000〜4,000円ほどで、このほかに為替手数料や、相手側・中継銀行の手数料がかかる場合があります。対応していない銀行も多いため、入口で絞ります。送金の目的・相手・品目を聞かれることがあるので、仕入れの契約書と請求書を手元に置いておきます。月の手数料は「他行宛の振込回数×単価+同行宛の振込回数×単価+海外送金の件数×単価+年会費÷12」で出せます。仕入れの額が大きいときは、設立直後の限度額(10〜100万円)では足りないことがあり、増枠やデポジット型を考えます。
費用の目安(月20回の振込・他行宛50%・海外送金3件の例)
| 項目 | 1件の目安 | 月の件数 | 月の合計 |
|---|---|---|---|
| 他行宛の振込 | 145〜300円 | 10件 | 1,450〜3,000円 |
| 同行宛の振込 | 0〜50円 | 10件 | 0〜500円 |
| 海外送金 | 2,000〜4,000円 | 3件 | 6,000〜12,000円 |
| 合計 | 7,450〜15,500円(年約9〜19万円) |
※為替手数料と、相手側・中継銀行の手数料は含みません。
ご自身でできる確認
- 直近3か月の海外送金の件数と、1件あたりの金額を数える
- 仕入先との契約書と請求書を、すぐ出せるように保管する
- 個人のカードで払っている仕入れの月額を出す
設立3か月・アパレルのEC・海外送金月2件
近畿・20代
ご相談
海外送金できる口座と、仕入れで使えるカードを知りたい。
窓口の対応
海外送金に対応する口座を1つ、限度額が伸びやすいカードを1つ案内し、月の振込10回(他行宛7割)と海外送金2件で、月の手数料は約5,000〜10,300円と試算しました。仕入れの書類の揃え方もお伝えしました。

